はじめまして。
私は30代で歯列矯正を行った40代の会社員、並男(ならお)と言います。
このブログでは、私が歯列矯正をした体験談を主に語っていきます。
私は歯の専門家ではないので、専門的な記事は書けません。
しかし、歯列矯正をして感じた事、特に実生活の面でどのような変化が生まれたか、
そして、歯並びをよくした事で人生にどのような変化があったかを、体験者ならではの視点で赤裸々に語っていきたいと思います。
(このブログは、決して歯列矯正を宣伝するブログではありませんので、悪い事も書いていきます)
また、7年間の記録となっていますが、これは、歯列矯正期間の約4年間(2017年5月~2021年1月)と、その後の3年間(2021年1月~2024年3月現在)を記したものです。
歯列矯正に4年間かかったのは結構長い方だと思います。
また、歯列矯正は歯並びが整い器具を外したら終わりではなく、その後もメンテナンスが必要です。
私は矯正が終わった今も、眠る時には毎日リテーナー(保定装置)を歯にはめています。
歯列矯正が終わって3年経った今でも、放っておくと歯が元の位置に戻ってしまいそうになるからです。
実際、3日ほどリテーナーを付けないでいると、その後にリテーナーを付けた際、歯がわずかに動いているのがわかります(装着した時に窮屈というか違和感を感じるので)。
さらに、矯正が終了した約半年後には、智歯(親知らず)を抜く事になりました。
歯茎に埋まっている(埋伏している)親知らずでも、歯並びに悪い影響を与えるからです。
ここまで読んでくださった方は、「大人の歯列矯正は思っていた以上に大変そう」と感じたかもしれません。
実際、私も思っていた以上に大変でしたw
人に薦めたいかと問われれば、「人による」としか言えません。
特に、大人の歯列矯正は、犠牲にするものが多いです。
例えば30代なら、仕事、家庭・育児(あるいは恋愛や婚活)、趣味、スキルアップ、老後の貯蓄などなど、時間もお金もいくらあっても足りないほどです。
そんな大切な時期に、歯列矯正に多くの時間もお金も費やすことは、果たして良い選択と言えるのか?
正直、歯列矯正に時間とお金をかけるなら、仕事や家庭やスキルアップを”ガチった”方が、その後の人生も上向く気がします。
しかし、私自身、多くを犠牲にした代わりに整った歯並びを手に入れ、それを後悔しているかといえば、決してそうではありません。
歯並びをよくして良かった。これは間違いなく言えます。
コンプレックスだったものが自慢のポイントになる。
この喜びは、お金や時間を費やす価値があります。
ただ、人によってはもっと優先すべき事がある、と思うわけです。
繰り返しになりますが、このサイトは歯列矯正を宣伝するブログではありません。
私のこの体験記が、歯列矯正を検討する方の判断材料の一つになれれば、幸いです。
2024年3月31日 大人の歯列矯正体験記 並男