ほうれん草はアク抜きが必要な野菜です。結石の原因といわれている「シュウ酸」が多く含まれているためです。
シュウ酸は水溶性なので、茹でるとほとんど抜けるそうです。
アク抜きをせずそのまま調理するとエグみが強く、あまり美味しくないです。ほうれん草を生食をしたい場合は「サラダほうれん草」という品種を購入します。こちらはアク抜きをしなくても食べられます。
ほうれん草のアク抜き 茹で方
冷水を入れたボウルを用意しておく。
- ほうれん草全体を水洗いし、根本を少しカットする(根本に土よごれがたくさんついている)
- 湯を沸かし、塩を適量いれる
- 湯が沸騰したら、ほうれん草の根本を投入し、10秒ほど茹でる
- 葉の部分まで湯にしずめ、全体を1分~2分ほど茹でる
- 鍋から取り出し、水を入れたボウルの中にいれる
- 取り出す。水分をしっかり取る。手やキッチンペーパーなどでギュッと絞る
- 好きなサイズにカットする
茹でる際、湯に塩を入れたほうがえぐみを抑えられます。変色をふせいだり、下味にもなります。
アク抜きしたほうれん草は冷蔵保存なら1~2日で使い切ります。冷凍なら1ヶ月くらい。
たくさん作っておいて、冷凍保存すると便利です。小分けにしておくと、味噌汁の具にしやすいです。
面倒な人向けに、食品スーパーで冷凍ほうれん草が売っているので、アク抜きをしたくない人はそちらを選ぶとよいと思います。
ほうれん草にはカリウム、鉄、ビタミンA、ビタミンCなどが含まれていて体によいです。副菜で食べたい野菜のひとつです。