経営シミュレーションゲーム「OpenTTD」を遊んでみる・1

経営シミュレーションゲーム「OpenTTD」

steamで「OpenTTD」という経営シミュレーションゲームを見つけたので挑戦してみました。実際に遊んだ内容は次回から。

OpenTTDとはどんなゲームか。

英国のゲーム開発者、プログラマーのクリス・ソイヤーさんが1994年に「Transport Tycoon」を発表。その後、ゲームシステムが複製・拡張された「Transport Tycoon Deluxe」が登場。そちらのオープンソース(※)版です。

※オープンソースとは。コンピュータプログラムの著作権の一部を放棄し、ソースコードの自由な利用および頒布を万人に許可するソフトウェア開発モデル(wikiより)
対応OS:Windows 10,8,7,Vista / mac 10.9
バージョン:14.1(2021年5月3日リリース)

OpenTTDで主にやることは貨物輸送です。手段は鉄道、道路、航空、水上の4つ。

ゲーム開始後、プレイヤーはお金を借りて運送会社を設立します。その後、道路や鉄道などのインフラを整え、輸送をスムーズに行うと都市に人が集まり発展していきます。

ステージの気候が4種類から選べます。温帯・寒帯・熱帯・おもちゃの国です。気候によって登場する産業に変化があり、熱帯を選ぶと「水」を運ぶ仕事があったりします。マップについての記事はこちらです↓

経営シミュレーションゲーム「OpenTTD」を遊んでみる・3
「温帯」「寒帯」「熱帯」「おもちゃの国」と4種類の気候があります。それぞれの気候の特徴について書きました。生成したマップの画像も

 

グラフィックは最新のゲームと比べると古く感じましたが、慣れるとシンプルで見やすいです。激しい視点移動や光る演出がないので、長時間遊んでもあまり目が疲れない気がします。

課金要素なし。キャラクターやボイスはなし。主人公の顔のグラフィックは用意されていますがMODを入れない限りそこまでこだわれません。

効果音やBGMについて。BGMは「ラグタイム」というジャンルの、ジャズのような音楽が流れます。

効果音はバスのベル音、自動車が道路を走る音、列車が走る音などが入っていて、垂れ流しにしていると意外と癒やされます。

ゲーム自体は面白いですが、操作方法にクセがあります。どこをクリックすれば車や電車が走り出すのか、分かりにくく戸惑いました。最新のゲームと違い、手探り状態の時間が長いので、思うようにバスや電車が走り出して収益を上げるようになると嬉しかったです。

ゲームの序盤は全体を管理できていて順調なんですが、マップ上のあちこちが発展していくとトラブルに対応することが多くなります。

人口の増加に対してバス停が足りない、輸送ミス、事故、UFOの襲来、鉱物や木材の減少など。失敗を放置すると赤字が増加していったり、住民や自治体から不満をもたれ、新しいインフラを作るときに反対されます。とにかく同時に起こるトラブルをきちんと解決していくのが大事だと思います。

逆に、それらをうまく解決し続けているとお金がどんどん増えて、道路や線路、空港、港を思い切り作れるようになるので楽しいです。

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