この記事では、ブログタイトルどおり7年間の記録をほぼすべて時系列順にまとめています。
情報量がかなり多いので(1万文字以上あります)、個別のテーマについてはそれについて書かれた記事を読んでいただく方が手っ取り早いです。
ただ、この記事をすべて読んでいただければ、歯列矯正始めから終わりまでの流れすべてがわかると思います。
1.矯正のタイミング
私が自分の歯並びを治したいと本気で思ったのは、大学生の頃です。
しかし、奨学金を借りて通学していた私にとって、歯列矯正の治療費は高額でした。
それでも勇気を出し、歯列矯正の相談をし歯科へいきました。
簡単な診断の後で、治療は4年ほどかかると言われたため、治療は諦めました。
就活や新社会人という人生の大事な節目に、歯列矯正を続けてるのは不安だったからです。
歯列矯正に取り組めるタイミングは、長い人生においてもそれほど頻繁に訪れるものではないと感じました。
再び私が本気で歯列矯正をしようと思ったのは、社会人になって10年以上が経った、36歳の時です。
転職を経て、地方の中小企業の経理として働いていた私は(以前の会社は全国転勤がありました)、35年ローンで小さいながらも自宅を購入し、安住の地を手に入れました。
そしてある日、家の近所(徒歩5分ほど)に、歯列矯正専門の歯医者があるのを見つけました。
個人でやっているこじんまりとした歯医者です。仕事もプライべートも安定してきて(結婚はしていましたが子供はいません)、大学生の頃に諦めた歯列矯正をするなら、今が絶好のタイミングだと感じました。
そして、近所のその矯正専門の歯科に行ってみる事にしました。
2.矯正のきっかけ
私が歯列矯正をしようと思ったきっかけですが、特にこれといったエピソードはありません。
ただ、20歳を過ぎたあたりからぼんやりと、見た目の印象として歯はとても大事で、清潔な歯は老若男女問わず良い印象を与えると感じました。
特に、(言葉を選ばずに書かせてもらえば)高所得な人、文化水準が高い人、生活に余裕がある人は、歯を清潔に保つ傾向があります。
さらに、そういう人から好印象を受ける為にも、歯が清潔である事は大事だと思うようになりました。これは、バイトなどで様々な大人とも関わるようになってから感じた印象です。
そして、自分が社会人になる前に、外見の印象も良くしておきたいという気持ちが湧きました。
私の悪い歯並びは、どうしても清潔感を出しにくく、しっかりした人物であるという印象を与えにくいと感じたからです。
また、人としゃべるのがどちらかというと苦手で、表情も豊かでない私でしたが、その原因の一つに悪い歯並びを見られなくない、という気持ちがあったからだと思います。
そういった外見のイメージだけでなく、歯並びを治すことによる健康への良い影響も、私にとって魅力的でした。
矯正を考えたのは大学生の時ですが、社会人を10年経た後でも、学生時代と同じようなコンプレックスを引きずっていた自分は、やはり歯列矯正をしよう!と心に決めました。