3.歯科選び
一般的に、大人の歯列矯正は短くても2年、私の場合は4年ほど続き、治療後も定期的に通う事になります。
そう考えると、選んだ歯科とは一生の付き合いになる可能性もあります。
ですので、できるだけ良い歯科を選びたいと思いました。
しかし、結果として近所の一番最初の専門歯科医を選びました。
徒歩でいける距離というのは、月に1,2回通う身にとって、大きなメリットでした。
また、近所の他の歯医者にも相談したところ、「うちでは診断まではするけど大人の矯正はKさん(私が選んだ歯科)を紹介している」という回答でした。
そういうわけで、私の歯科選びはすんなりと決まりました。
さて、私の選んだK矯正歯科ですが、40代くらいの男の先生が一人、後はたまに奥さんらしき女性か、若い女性が補助をしている、という状態です。
先生の年齢が若すぎず古すぎずというのは、長期間の矯正治療を考えれば安心感があります。
先生が一人だけというのも、担当が日によって変わるようなストレスからは無縁です。
また、私は矯正専門の歯科を選びましたが、今思い返すとこれもメリットが大きかったです。
(大人の歯列矯正は専門の歯科でしか対応していないかもしれませんが)
虫歯治療等の患者がおらず、院内は常に落ち着いた雰囲気で、他の患者と居合わせる事もほぼない状態だったので待合室は常に快適でした(私はそれほど雰囲気にこだわるタイプではありませんが)。
4.診察と検査
矯正専門のK矯正歯科を私が最初に訪れたのは2017年3月の事です。
最初は「診察」という名目で、歯の状態を診断してもらい、治療の相談をする事が目的でした。
診察費は2290円でした。
その後、本当に矯正をするつもりなら2回に分けて行う検査(レントゲン撮影など)と、それをもとにした治療計画の説明へと移ります。
この検査代は25000円と安くはなく、これを払ったら後には引きたくありません。
診断の結果、私の歯並びが悪い主な原因は「あごのサイズに対して歯が収まっていない」というものでした。
その為、歯がキチンと並ぶためのスペースを空けなければならず、抜歯を必要としました。
抜歯するなら、一番並びが悪い歯を抜けば早そうですが、そうもいかないらしいです。
歯列矯正というとブラケットを装着するイメージがあると思いますが、
私の場合、まずは抜歯をし、それからブラケットを装着する流れになりました。
また、抜歯についても、歯の位置を動かして抜歯をしやすく、ブラケットを装着しやすくするために、
まずは3~4か月ほど歯の裏にワイヤーを装着し、歯に圧力を加える事になりました。