歯列矯正7年間の全記録(術後3年間も含む)

8.リテーナー装着期間と定期通院終了

外したブラケットの代わりに装着したのはリテーナーです。

型をとって2週間ほどで作られました。
普段はずっと付けていますが、ブラケットと違い自分で着脱できるので、外したい時は外せます。
また、食事の時は毎回外しました。

たまに、食事で外したまま、装着せずに過ごしてしまう事もありました。
しかし、ここで手を抜いて今までの苦労が無駄になってしまってはいけないので、できるだけ付けるようにしました。

歯科への定期通院も2か月に1度となり、その際は歯のかみ合わせを調整するために歯を研磨したり、
あとは歯石の除去といった定期メンテナンスが主でした。

リテーナーの期間はブラケット時代とは比べ物にならないほど快適でした。
最初は食事の時だけリテーナーを外していましたが、日を経る毎に装着時間を減らして良いと歯科医にも言われるようになり、外出中は外したり、最後は起きてる間は外し、寝ている時だけ装着するようになりました。

余談ですが、この頃に例のコロナウイルスが日本にも上陸し社会は大混乱となりました。
コロナ中、マスクは必須アイテムとなりましたが、歯並びがほぼ治った頃、私はマスクをしなければならなくなり、その点は少し複雑な気分でした。

 

リテーナー生活を1年ほど経て、2021年1月、最後の定期健診となりました。

これにて、歯列矯正は終了です。
その後は、半年に一度くらいの間隔で通院する事になりました(しかし、面倒くさがって年に1回くらいのペースに落ちています…)

約4年間に渡る治療によって良くなった歯並び

 

 

9.矯正を終えた後の事

歯列矯正は一旦終わりましたが、これで終わりではありません。
大人の歯列矯正は、この後も続きます。

まずお伝えしたいのは、矯正終了から3年以上経った今(2024年現在)も就寝時はリテーナーを装着しているという事です。
リテーナーを数日間着けないでいると明らかに歯が動いている(元の悪い歯並びに戻ろうとしている)感じがするのでいまだに寝る時は毎日リテーナーを付けています。

リテーナーを付けて眠ること自体はすっかり慣れているので苦にはなりません。
しかし、リテーナーも永遠に使えるものではないので、いつかは作り直しが必要になりそうです。
リテーナーが完全に要らなくなる日が来るかどうかは正直わかりません。
ただ、キレイな歯並びを維持したければ、できる限りリテーナーは着けておくべきと思われます。

結局リテーナーは外せない…

 

また、矯正後に気になる点として、歯の隙間があります。

歯並びは整いましたが、ところどころ歯の隙間が気になり、物がよく挟まります。
隙間は主に、歯を抜いてスペースを作った周辺に多いです。

とはいえ、歯列矯正とは別に、人は年を取ると歯茎が後退し、歯に隙間が生まれるといいます。
その為、私の歯の隙間がすべて矯正によるものかどうかは定かではありません。

いずれにせよ、大人の歯列矯正は、歯の隙間が生じやすくなるものと思われます。
歯並びが良くなったおかげで歯の掃除がしやすくなった、という実感は私の場合はありません。

手動の歯ブラシでは歯の隙間までしっかり磨けないので、電動歯ブラシを使っています。
また、歯間にものが挟まり易くなっているので、デンタルフロスなどもよく使っています。

 

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