【大人の歯列矯正体験記】歯の裏側矯正を選ばなかった理由3選

ご覧いただきありがとうございます。
30代で歯列矯正をした並男(ならお)です。

この記事では、私が歯列矯正を経験した上で、
歯の裏側矯正を選ばなかった理由を3つお伝えします。

なお、裏側矯正は舌側矯正とも、リンガルブラケット矯正とも言われています。

 

そもそも裏側矯正は必要ない?

単刀直入に言うと、私のような普通の人にとって、裏側矯正は必要ない(メリットが無い)と思っています。

仕事やライフスタイルにおいて「ブラケットが見えると支障がある」という人だけが、裏側矯正も検討すべきと思います。

 

裏側矯正を選ばなかった理由1:費用が高額になる

これは最もよく言われている話で、裏側矯正は治療費が高額になります。

一般的には、普通のブラケット矯正に比べ治療費が1.5倍くらいになる、と言われています。
私が通っていた歯科にも裏側矯正(舌側矯正)は用意されていましたが、治療費が余計にかかります。

裏側矯正の治療費

ただでさえ高額な治療費です。
できるだけ費用を抑えたいものです。

裏側治療をしても、ブラケットを装着する期間が短くなるわけでも無く、痛みが緩和されるわけでも無く、仕上がりがより美しくなるわけでもありません。

そう考えれば、裏側矯正を検討する余地はありません。

 

裏側矯正を選ばなかった理由2:毎回の治療が長時間になる

これも地味にイヤなデメリットです。

歯列矯正中は、月に1,2回歯医者さんへ通わなければなりません。
そして、ブラケットやワイヤーの調整をしてもらう(キツくされるw)のですが、その時間がトータルで45分~1時間ほどかかります。
裏側治療ですと、この時間がだいたい1.5倍になる(つまり1時間半になる)、と説明されました。

社会人にとって、休日の時間はできるだけ大事に使いたいものです。
治療が毎回30分長引くと考えると、これも塵も積もれば…で、それなりの時間になります。
また、その時間を自給換算して考えると、裏側矯正は治療費以上にお金がかかると考える事も出来ます(時は金なり、です)。

 

裏側矯正を選ばなかった理由3:ブラケットを隠す必要がない

裏側矯正の一番のメリットは「矯正器具が見えにくい」事です。

しかし、人前に出る・自分の外見を売りにする特殊な仕事をしている人以外にとって、矯正器具を他人に見られることはデメリットになるのでしょうか?
私はそうは思いません。
私が30代既婚の男性だったので、特にそう思うだけかもしれませんが、年代や性別に限らず、それほどデメリットではないのではないか、と思います。

私が2年弱ブラケットを着けて生活していた感覚としては、
私のブラケットの事など他人はほとんど気にしていない、という事です。

他者からしたら、私のブラケットが表だろうが裏だろうが、どうでもいいのです。
ブラケットを表にするか裏にするか、それはほとんど自分の気持ち(こだわり)の問題だと思います。

また、私は歯列矯正中に転職をしました。
転職の際、もちろん面接などもあるのですが、歯列矯正している事で相手側にマイナスの印象を与えたかというと、全くそんな事はなかったと思います。

「この人は歯列矯正中だから能力が低い」とか「歯列矯正中だから雇うのはやめよう」と考えるような会社でしたら、こちらから願い下げです。
新しい職場になじむ際も、ブラケットが目立って恥ずかしかったか、人間関係を築くのにマイナスになったか、と言えば、そんな事はほとんどなかったと思います。
むしろ、歯列矯正中である事は職場にアピールしておきたいです(活舌がやや悪くなっていますし、定期的な通院もありますので)。
職場において、矯正中である事を隠す必要は全くなく、むしろわかってもらった方がメリットが大きいです。

もちろん、矯正中の見た目に対して、やや”低く”見られることも、わずかにあったかもしれません。
しかし、それはそれで事実の部分もあります(見た目が華やかでない。矯正中というハンディキャップは実際に負っている)し、気にする必要はないと思います。

写真などで笑顔になった時、ブラケットが写るのはイヤという事もあるかもしれません。
しかし、後になって見返せば、この時ブラケットを装着していたというのも、良い思い出になります(着けている間はそんな事言っていられませんが)。実際、私がそうです。

一方、性別にかかわらず婚活中という方の場合はどうでしょうか?
これに関しても、将来を考えるパートナーですから、真剣な交際であれば「歯列矯正中である」事を相手に知られるのは、マイナスどころかむしろプラスであると思います。

 

以上、私の歯列矯正実体験に基づく歯の裏側矯正を選ばなかった理由3選でした。

読んでくださったあなたの、何かのご参考になりましたら幸いです。

 

 

 

 

 

 

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