映画「ベルベット・ゴールドマイン」の音楽について
ロックミュージシャン、ブライアンはデヴィッド・ボウイがモデルですが、ボウイが楽曲の提供を拒否したため、サントラには収録されていません。
この映画のために「ヴィーナス・イン・ファーズ」と「ワイルド・ラッツ」というバンドが結成されています。ワイルド・ラッツはストゥージズの曲をカバー。ボーカルはユアン・マクレガー。
ヴィーナス・イン・ファーズにはレディオヘッドのトム・ヨークとジョニー・グリーンウッドが参加。演奏しているのはバーナード・バトラー(スウェードの初代ギタリスト)、アンディ・マッケイ(ロキシー・ミュージック)など。
製作総指揮にアメリカのロックバンド「R.E.M.」のマイケル・スタイプが参加しています。
「ベルベット・ゴールドマイン」サウンドトラック収録曲
1. ニードル・イン・ザ・キャメルズ・アイ (ブライアン・イーノ)
2. ホット・ワン (シャダー・トゥ・シンク)
3. 20thセンチュリー・ボーイ (プラシーボ)
4. 2HB(ハンフリー・ボガードに捧ぐ) (ヴィーナス・イン・ファーズ)
5. T.V.アイ (ワイルド・ラッツ)
6. バラード・オブ・マクスウェル・デーモン (シャダー・トゥ・シンク)
7. ホール・シバング (グラント・リー・バッファロー)
8. レディトロン (ヴィーナス・イン・ファーズ)
9. ウィ・アー・ザ・ボーイズ (パルプ)
10. ヴァージニア・プレイン (ロキシー・ミュージック)
11. 人格の危機 (ティーンエイジ・ファンクラブ・アンド・ドナ・マシューズ)
12. サテライト・オブ・ラヴ (ルー・リード)
13. ダイアモンドの牧場 (T.レックス)
14. ビターズ・エンド (ポール・キンブル・アンド・アンディ・マッケイ)
15. ベイビーズ・オン・ファイアー (ヴィーナス・イン・ファーズ)
16. ビター・スウィート (ヴィーナス・イン・ファーズ)
17. ヴェルヴェット・スペースタイム (カーター・バーウェル)
18. 転落 (ヴィーナス・イン・ファーズ)
19. メイク・ミー・スマイル (スティーヴ・ハーリー)
その他 劇中で登場する音楽
※編集中
映画「ベルベット・ゴールドマイン」とは
1998年発表のイギリス映画。
ニューヨークの新聞記者アーサー(クリスチャン・ベール)が編集長から依頼されたのは、70年代に人気を誇りその後疾走したロックミュージシャン、ブライアン・スレイド(ジョナサン・リース・マイヤーズ)の追跡調査でした。
70年代前半に起こったグラムロックムーブメントを背景に、ロックスターや彼を取り巻く人間を描写しています。
第51回カンヌ国際映画祭、芸術貢献賞受賞(1998年)
第71回アカデミー賞衣装デザイン賞受賞(1999)
音楽:カーター・バーウェル、ランドール・ポスター
監督:トッド・ヘインズ
脚本:トッド・ヘインズ
原作原案:ジェームズ・ライオンズ、トッド・ヘインズ
製作:クリスティーン・ヴェイコン
製作総指揮:スコット・ミーク、マイケル・スタイプ、サンディ・スターンほか
出演者:ジョナサン・リース=マイヤーズ、ユアン・マクレガー、クリスチャン・ベールほか
製作国:イギリス、アメリカ合衆国
発表年:1998年